月のこども 【設定】

・有角人って一角と二角どっちが萌えるよ!?

・やどぬしは一角が似合うがバクさんは二角かな…

・ぬしとバクさんは羊角も似合いますなあv 頭ふかふかしてる人は羊萌える… 長い角短い角まっすぐのねじれてるのいろいろありますが!ツノ イイ!!

・ wiki「古代のユダヤ教では年に1度、2匹の牡ヤギを選び、くじを引いて1匹を生贄とし、もう1匹を「アザゼルのヤギ」(贖罪山羊)と呼んで荒野に放った(旧約聖書レビ記16章)。贖罪山羊は礼拝者の全ての罪を背負わされ、生きたまま捨てられる点で生け贄と異なる。」ばくばくで考えてコパァ(萌

・角ォォォォ ツノォォォォ うおおおおおおお

……というパッションが爆裂して生まれた話。

・有角人種のぬしとバクさんの双子話
・年齢が十歳くらい
・全体的に二人とも素直(幼児ゆえに
・どうやら齢十歳にして既に相思相愛
・なんかファンタジー風味
・しかも若干暗い
・存在だけだけどモブがいる
・少しだけ血液描写

という話です。

■ちょっとした解説みたいなもの。ネタバレ含む。

・世界観、人種
なんかいろいろ神話とか宗教のおいしいとこだけつまんだ非常に都合のいい世界です。
人間と有角人以外にも何かいるかもね!
人間と有角人はとくにいがみ合っているわけではなく、普通に一緒に暮らしてます。有角人も角があるからって特殊な能力があるわけではありません。ただ角のもとの動物(羊とか山羊とか)の食性や好む環境、成長が影響するくらい。

・宗教
一話で二人が暮らしている村で信仰してるのは土着の信仰。
基本的に世界中は繋がっていないし大きな町とか城とかもなく人口自体が少ないので、それぞれのエリアでそれぞれの文化が発達していってます。
二人の村では大昔から初子の儀式が行われていて、彼らの神様への感謝と信仰者たちの穢れ払いとして必須だったという。なので有角人が差別されているわけではありません。
ただ選ばれた追放役の初子は生き物として扱われないけどね!普段優しい村民ですが供物には容赦ないんだぜ。
逆に供物約の初子は神さまに捧げられるものだから、儀式の時は丁重に扱われます。ぬしたちがやたらひどい目にあってたのは、ぬしの角が異形だったからという理由だけです。

・有角人種/山羊角の民
二人が住んでる場所では一番多い種族。
基本的に草食で成長が早い。家屋でも生活するが森、草の上での寝起きも苦にならない森の生き物です。
右角が太陽、左角が月を象徴するとされ、淀みない豊穣の月日の象徴として存在しています。とりわけ角が左右対称である者はこっちでいう「美人」とか「いい男」扱いになり、かつ、そういう人が在籍している畑はよい実りを約束するといわれて重宝されます。
そうしてありがたがられる一方で供物の運命をも持ち合わせている、両極端な種族であります。

・バクラの角
バクラの角はいっとう多い有角人種である山羊のものです。
通常、大きくなるとどでーんと立派なモノが生えます。が、閉じ込められていた間に鬱積した彼の恨みつらみなんかの負の感情が悪いものの呼び水になり、儀式の夜、光の加減で生まれた一つ目の召喚陣(一つ目に△という至極分かりやすい千年リング的なやつ)で増幅、結果バフォメット的な要素を得ることになります。
そのため純粋な山羊角の民ではなくなるので、普通には育たないと思います。

・宿主の角
ぬしの角はユニコーンがモチーフになってます。
ユニコーンは【清浄】を司り、不浄のものを中和・癒すとされているのでそれでバクラのバフォメット化=邪神化が押しとどめられてるとかだと萌える。