ヘイフィーヴァー/ばくばく

秋晴れ。風強め。昼過ぎの日曜日。

「バクラ、身体代わって」
『あァ?なんだいきなり』
「早く。お願いだから。冷蔵庫のシュークリーム食べてもいいから」
『「ありゃあ宿主サマのお気に入りじゃねえか。随分なお願いだな。いらねえけど』
「いいから!」
『ハイハイ』

ドン★

「ったく何だってんだ、一体……っ」
「ひっ、ぶぇっくしょっ!」
「な、ぅお目ェ痛ぇ!あっ宿主てめ、おい!」
『いやー秋花粉のことすっかり忘れててさーベランダ出たらいきなりむずむずっときて』
「てめえオレ様を花粉の人身御供にしがやっ、ひぶっ!」
『難しい言葉知ってるなあ。そういうわけだからしばらく出てて。ついでにハウスダスト除去系のスプレーとか買ってきてくれると嬉しいな』
「誰が買っひぶしっ ぐしっ」
『じゃあボクは安全地帯でおひるねしまーす』
「宿主ィィィ!!!」