blog:140SSログ3

これで3週目。診断メーカーさん( http://shindanmaker.com/375517・http://shindanmaker.com/392860)でもって140文字SSを毎日一本やっていこうという試みをしております。でかけた日はサボりますが!
1週間分のログをこちらにぽーん。
ツイッタの方でふぁぼって下さる方本当にありがとうございます、その1ふぁぼで続けていけます本当に…!

【6/30】

きっと人は、お前が居なくなった事を悲しまない。
消えてしまったお前も、自身が消失した事を嘆けない。誰も泣かないからボクが泣く。お前の代わりにボクが嘆く。誰も悼まない寂しさを、負けてしまった悔しさを。
毎年、お前をエジプトに還した日に。
ボクの瞳から音もなく、勝手に涙が零れ落ちる。
…ばくばくへのお題は『君のかわりに、泣いてあげる』です。

【7/1】
――そう問い詰めると、バクラは視線を向こうへ逸らせ、
「…知ってたぜ」
「酷いよ!」
「てめえの為を思ってのことだ」
どん、と、獏良はテーブルを叩く。堪えた涙がそれでも一滴、手の甲にこぼれた。
「ボクのシュークリーム…っ!」
「消費期限昨日だったから処理してやったんだろうが!」
…バク獏へのお題は『ねえ、好きだって知ってた?』です。

【7/2】
全部終わったらどうするの?
問うと、バクラは愉快犯の声でもってさあなと答えた。
「今までご協力頂いたご褒美に、てめえのお願いでも聞いてやろうか」
リングに宿るモノとして、と、ランプの魔神のように恭しく礼をする揶揄を見て、獏良は唇を歪ませた。
ボクは愚かだ。
期待、してしまった――
…獏良へのお題は『笑い飛ばしてしまいたかったのに』です。

【7/3】
喉まで出かかった言葉を飲んだ。
言ってはいけない、子供のようなだだをこねていい場所ではないのだ。
震える手で、千年リングを外した。受け取った相手の顔も見られない。軽くなる胸が寒い。凍えてしまいそうだ。
(連れて行かないで)
言えるわけがない。
――ボクからバクラを、奪わないで。
…貴方はバク獏で『とっちゃ、やだ。』をお題にして140文字SSを書いてください。

【7/4】
自身にしいた決まりが時々揺らぐ。全部吐き出してしまいたくなる。バクラの事と自分の事、失うものと得るものを天秤にかけ、溜息。
「答えは決まってんだろ」
背後から嘘つきの甘い声。
「オレ様無くして、生きてもいけねえ癖に」
反論できない。悔しい。
こぼした涙が、片皿をかたりと重くした。
…貴方は宿主で『箝口令』をお題にして140文字SSを書いてください。

【7/5】
「お前のこと好きだよ」
という唐突な告白に、バクラはそうかよとだけ答えた。応じただけでも感謝して頂きたい。言葉遊びに付き合う程暇ではないのだ。
「信じてないでしょ」
とん。不意に背に重みがかかる。
「本当、だったり」
するんだけど。
押し当てられた額から、微かな震えが伝わった。
…貴方はばくばくで『本当、だったり。』をお題にして140文字SSを書いてください。